【あらすじ・感想】住野よる『また、同じ夢を見ていた』感動して泣ける小説※少しネタバレあり

「君の膵臓を食べたい」でデビューした住野よるさん。

カニバリズム?そんな印象を抱きつつ、本屋に行けばよく見かけたので買って読んでみました。

自分には合わず、その時はハマりませんでした。

「また、同じ夢を見ていた」でどハマり。

今回、「また、同じ夢を見ていた」の魅力をまともしまだ読んだことがない人がいましたら、参考にどうぞ。

あらすじ

小学生の小柳菜ノ花は、自分が賢く同級生はバカばっかりと思っていた。そんな調子なので友達らしい友達もいない。

菜ノ花の口癖は『人生とはアップルパイのようなものね』と『人生とは○○のようなものね』がお決まりのフレーズ。

菜ノ花には学校の外に友達がいた。

自由きままな猫、アバズレさん、おばあちゃん、女子高生の南さん。

国語の授業で『幸せとは何か』とお題が出され、考えることになる。

学校の外の友達に聞いたりしながら、自分の幸せとは何なのか考える。

授業参観の日が発表会。

両親にも菜ノ花はやっぱり賢い子と思ってもらえるようなありきたりな幸せの答えではなく、あっと言わせる幸せを探そうとする。

幸せとは何か。菜ノ花は、クラスメイトや、外の友達を通して答えを見つける。

感想

住野よるさんの作品は多かれ少なかれいじめを題材にしている点があります。

この作品もいじめを通して、菜ノ花が奮闘するシーンに大変な勇気を感じました。

それに答えようとしてくれるクラスメイトの桐生くん。

菜ノ花のような小学生がいてもおかしくない、世界観ももしかしたらこの現実世界でも起こっているかもしれない。ありそうでなさそうな不思議で感動する物語です。

心がほっとして最後泣きました。

誰にでもオススメしたくなる感動する小説ですね。

著者・住野よるさんとは

高校時代より執筆活動を開始。もともとは電撃小説大賞に応募していたが一次選考に通らず、作風を見直して書き上げた「君の膵臓をたべたい」は、応募規定よりも長くなってしまい投稿できなかった。

他の賞に送るも結果は振るわなかったが「この作品だけは誰かに読んでもらいたい」という想いから、2014年2月ごろ、夜野やすみ名義で、小説投稿サイト「小説家になろう」君の膵臓をたべたい」を投稿。

同作が話題となり、双葉社から書籍化されデビューするに至った。ペンネームの由来については、後付けと断っているものの「教室のすみっこにいるような子の夜に創造性があるはずだという意味」と語っている。

引用:Wikipedia

『君の膵臓をたべたい』、『また、同じ夢を見ていた』でてっきり女性だと思っていましたが、男性だったことが後々分かり驚きました。

登場人物の気持ちがとても繊細に描かれていて、男性とは思えない、考え付かないレベルでした。

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